みなとアクルスのビオトープ観察日記、植物紹介第2弾となる今回は、秋の風物詩「イロハモミジ」をご紹介します!
イロハモミジはムクロジ科カエデ属の落葉樹で、日本のモミジを代表する木のひとつです。
春に新しい葉をつけ、新緑と一緒に小さな赤い花を咲かせます。
花の後にはプロペラのような形の実をつけ、夏から秋頃にかけて熟した実がくるくると回りながら落ちます。秋になると葉は真っ赤に色づき落葉します。
葉の色が緑から赤へ少しずつ移り変わる様子や、真っ赤な葉がひらひらとゆっくり地面に舞い落ちる様子は、とても風情がありますよね。
その様子から、「美しい変化」や「大切な思い出」、「調和」といった花言葉が付けられています。
「イロハモミジ」という名前は、子どもたちが5つ~7つに分かれた葉先を「い・ろ・は・に・ほ・へ・と…」と数えて遊んだことに由来しているといわれています。
ビオトープのイロハモミジはまもなく見ごろを迎えます。
みなとアクルスにいらした際は、ぜひ紅葉する木々をお楽しみください。
※ビオトープの中にはみなとアクルスエコツアーでお入りいただけます。現在新型コロナウイルスの影響でツアーを中止していますが、ビオトープの様子は外側に設置されているデッキなどからご覧いただけます。