みなとアクルスのビオトープ観察日記、生きもの紹介第4弾となる今回は「バッタ」をご紹介します!
みなとアクルスのビオトープでは、今年の夏から秋にかけて、ショウリョウバッタ、トノサマバッタ、オンブバッタ、ハネナガイナゴを見ることができました。
今回は、「ショウリョウバッタ」をご紹介します。
ショウリョウバッタは、旧盆の時期に姿を見せ、体が精霊船の形に似ていたことからその名前がついたといわれています。
オスはチキチキチキチキと音を出しながら飛ぶため、別名「チキチキバッタ」とも呼ばれています。
オスの成虫は体長5cm程、メスは9cm程で、バッタの中では日本最大といわれる大きさ。
みなとアクルスのビオトープで発見した一番大きなショウリョウバッタは10cmに迫る大きさでした。
バッタは見る角度によって顔の印象が随分変わります。
ショウリョウバッタは正面から見ると、少しびっくりしたような、何かいたずらでも企んでいるような表情をしているんですよ。
ビオトープに生えている草の上によくいるので、ぜひ探してみてください。
11月頃までたくさんのバッタを見ることができますので、みなさんもみなとアクルスにいらっしゃった際は、ビオトープに足を運んでくださいね。
※ビオトープの中にはみなとアクルスエコツアーでお入りいただけます。現在新型コロナウイルスの影響でツアーを中止していますが、ビオトープの様子は外側に設置されているデッキなどからご覧いただけます。