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ビオトープ観察日記vol.35 ~植物紹介「今見られるつぼみ」~

みなとアクルスのビオトープ観察日記第35弾となる今回は、今ビオトープで見られる「つぼみ」をご紹介します!

この冬の名古屋は雪がちらつく日も多く、寒い毎日が続いていますね。
寒い冬は「枯れている植物ばかりで見応えがない」と思っていませんか?
たしかに緑が少なく物寂しくはありますが、今は春に咲くつぼみの成長を見られる貴重な時季なんです。
今回は、春の芽吹きや開花が待ち遠しい、今しか見られないつぼみ達をご紹介します!
※それぞれの写真の下部は、昨年の開花時の様子です。

◆写真①「コリヤナギ」 
開花時期:2~3月 / 花の色:赤
赤みを帯びたツルっとした芽の皮を脱ぐと、花を包むモコモコの白い綿毛が出てきます。

◆写真②「アセビ」
開花時期:2~3月 / 花の色:白~クリーム色
今はまだ3~5㎜ほどのつぼみです!

◆写真③「ユキヤナギ」
開花時期:2~4月 / 花の色:白
ぽつりぽつりと咲き始めていますが、満開時には枝いっぱいに花が咲きます。

◆写真④「ヒサカキ」
開花時期:3~4月 / 花の色:白~クリーム色
まだつぼみですが、プロパンガスや酒かすのような臭いがしてきたら、咲き始めた証拠です!

◆写真⑤「アオキ」
開花時期:3~4月 / 花の色:濃紫色
つぼみと一緒に、実もついています。現在緑色の実は、これから赤色に変わります。(写真は花のみ)

どのつぼみ達もこれから少しずつ大きくなり、春の日差しが感じられる頃に開花を迎えます。
つぼみが膨らんでいく様子や形の変化を眺めていると、開花した時、よりうれしい気持ちになります。
みなさんもぜひ、植物の日々の成長に注目してみてくださいね!

※ビオトープの中にはみなとアクルスエコツアーでお入りいただけます。現在新型コロナウイルスの影響でツアーを中止していますが、ビオトープの様子は外側に設置されているデッキなどからご覧いただけます。