みなとアクルスのビオトープ観察日記、第29弾となる今回は「カエル」をご紹介します!
みなさんは「カエル」と聞いて、どこにいるのを思い浮かべますか?
まず思いつくのは、田んぼ・池などの水辺や、葉っぱの上などではないでしょうか。
みなとアクルスのビオトープでも、池の近くの木や草の上で休むカエルを見かけますが、実は「意外な場所」でもよく見つけることができます。
それは、ビオトープ出入り口の扉と、それを支える柱の隙間。
なぜかこの1~2㎝程の隙間が好きなようで、扉を開けようとした時に隙間からひょこっと顔を出してきて、驚かされることがしばしばです。
先日は2か所ある扉の隙間に、それぞれ1匹ずつ隠れていました。
垂直な壁に引っ付き、ぼんやりしているカエルを見ると、うっかり落ちてしまうのではと、いつも勝手に心配してしまいますが、カエルたちは何ともない様子で、ぼーっと遠くを見つめています。
今回見かけたニホンアマガエルは、前足に4本、後ろ足に5本の指があり、指の先に丸い吸盤がついています。
カエルは種類によって吸盤があるものとないものに分かれ、吸盤のあるカエルは木に登ったり、ガラス面の壁に張り付いたりできるそうですよ。
みなとアクルスにお越しの際は、ぜひ扉の隙間にカエルがいないか覗いてみてくださいね!
※ビオトープの中にはみなとアクルスエコツアーでお入りいただけます。現在新型コロナウイルスの影響でツアーを中止していますが、ビオトープの様子は外側に設置されているデッキなどからご覧いただけます。