今年は例年より早くから暑い日が続きますね!
こんなに暑くて植物や昆虫たちは大丈夫なんだろうか…と心配になりながらビオトープに向かったところ、青々とした緑の中、2・3匹でホバリングを披露してくれるトンボがいたり、クヌギにどんぐりの赤ちゃんを発見したりして、ホッとしました。
ふと見ると、ビオトープにある生体池の一角に鮮やかな濃いピンクの花が咲いていました。
水辺に生育し、7月〜9月に開花する“ミソハギ”です。
漢字での表記を【禊萩】と書くこのミソハギは、厄や穢れを払う禊に使われたり、お盆の時期には仏壇や精霊棚等に飾られたりする事が多いお花だそうです。
喉の渇きを癒す効果があるとも言われていて
『ご先祖様や仏様がミソハギの露しか飲むことができない』と考えてお供えをする宗派や、お参り時に穂先を水に含ませ、精霊棚に水をかけるために使われたりもするようです。
誰かの優しさから始まったであろう行動が、風習になるほど広まっているんだな、と考えると、ほんわかした気分になりました。素敵ですね。
ビオトープ内にはお入りいただけませんが、隣接するウッドデッキからも様子はご覧いただけますので、ららぽーとにお越しになった際にはビオトープへも足を運んでみてくださいね。