4月の下旬頃から、みなとアクルスではトンボを見かけるようになりました。
トンボ類は産卵や幼虫(ヤゴ)が生息する水生植物のある水辺環境と、成虫が餌を採ったり休息するための樹林・草地環境を必要とする為、水域・陸域の2つの生態系の豊かさを総合的に見ることができる環境指標生物とされています。
みなとアクルスのビオトープでは、昨年実施した動植物調査で、8種類のトンボが確認されています。
人だけでなく、トンボにとっても住みやすいまちになっていますね。
さてその中から、今回、ご紹介する3種類のトンボ達は撮影にとても協力的で、人が近づいても逃げる事なく、飛んでもまた少し角度を変えて同じ場所に止まり直してくれました。
まるで撮影用に写り方を考えて自ら動いてくれているように見えて、思わず微笑んでしまいました。
トンボは見ての通り大きな複眼を持っていて、素早く飛び回っている虫を空中で捕獲できるなど、極めて動体視力が高いのですが、その反面、ゆっくりとした動きには鈍感なようです。
左右には動かず、トンボに向かって真っすぐゆっくり近づいていくのが近距離で撮影するポイントです。
ちなみに、写真の1枚目と2枚目、3枚目はビオトープ内で、4枚目はデカゴン付近で撮影しました。
みなさんもみなとアクルスでトンボの撮影にチャレンジしてみませんか?