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まちの紹介

みなとアクルスのどんぐり

日が暮れるのが早くなり、肌寒く感じる日が増えてきましたね。
みなとアクルスでは、今年も「どんぐり」が秋の訪れを教えてくれています。

みなさんは「どんぐり」と聞いてどのような形を思い浮かべますか?
幼いころ、楊枝を指してコマのように回して遊んだどんぐりでしょうか。
それとも、帽子をかぶったような形の実に、顔を書いて遊んだどんぐりでしょうか。

「どんぐり」とは、主にブナ科の木の実を指します。
ひとまとめに「どんぐり」と呼びますが、その実や殻斗(かくと※殻の部分)の形は種類によって様々です。

ビオトープでは、今年もどんぐりの木「コナラ」がたくさんの実をつけています。(写真①)
2㎝ほどの縦長の実は、ウロコのような模様のある小さな殻斗に支えられています。
写真の実はまだ緑色ですが、これから葉の紅葉とともに、少しずつ茶色に色づきます。

昨年に引き続き、ビオトープの「クヌギ」は1つだけ実をつけました。(写真②)
イソギンチャクのような形の殻斗につつまれている実は、大きく丸い形をしています。
コナラと同じく、クヌギも紅葉し、実は茶色く色づきます。

まちの東西を結ぶ道路 アクルスロードの「スダジイ」は、
1本の小枝にいくつも実をつけます。(写真③)
実ひとつひとつを殻斗がつつみこむような形をしており、熟すと殻斗が裂けて反りかえり、中から茶色い小さなどんぐりが顔を出します。(写真④※昨年の様子)

みなさんのイメージした「どんぐり」はありましたか?
どんぐりは、熟すと地面に落ちます。(写真⑤昨年の様子)
みなとアクルスにお越しの際は、ぜひ気持ちの良い秋風を感じながら、木の枝や地面のどんぐりを探してみてくださいね。