ビオトープ観察日記第46弾となる今回も、前回に引き続き「バッタ」をご紹介します!
前回のビオトープ観察日記vol.45では、最後の写真に1匹ショウリョウバッタが写っていたのですが、みなさん見つけられましたか?
答えは1枚目の写真で確認してくださいね!
今回は、ビオトープで見ることができるバッタの仲間たちをご紹介します!
写真2枚目は、とても小さなバッタで、成虫でも体長は1.0~1.5㎝ほどです。
よく見ないとバッタと気づかないほどのサイズですですが、バッタらしくぴょんぴょんとしっかり跳ねます。
ハネナガヒシバッタまたはニセハネナガヒシバッタかと思われます。
身体よりも後ろの方まである羽が特徴です。
写真3枚目は、ツチイナゴです。
ビオトープでは、池の水草につかまっている姿をよく見かけます。
ツチイナゴは、幼虫のころは緑色、成虫になると褐色になります。
バッタの仲間では珍しく、成虫のまま越冬するものがいます。
写真4枚目は、トノサマバッタです。
芝生の辺りにいることが多く、気が付かずに近付くと、とても大きな音を立てながら飛ぶのでびっくりします。
バタバタと音を立てながら、2~3m先まで跳びます。
警戒心が強く、なかなか近距離での写真は撮らせてくれません。
写真5枚目は、ツユムシです。
体長は4㎝ほどで、きれいな緑色です。
細く長い後ろ脚と、身体の2倍ほどある長い触覚を持っています。
ビオトープでは、この他にも色々な生きものに出会うことができます。近くを通った際にはぜひのぞいてみてくださいね!
※ビオトープの中にはみなとアクルスエコツアーでお入りいただけます。現在新型コロナウイルスの影響でツアーを中止していますが、ビオトープの様子は外側に設置されているデッキなどからご覧いただけます。