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アジサイの季節がやってきました!

今年も梅雨に入り、この季節の主役であるアジサイが、みなとアクルスにも華やかな彩を添えています。

アジサイといえば、よく花の色の不思議が話題となります。
同じ株でも土壌のpH(酸性度)の影響で、時期によって変色したり、同時に違う色の花を咲かせることもあるアジサイですが、多彩なのは花の色だけではありません。

まず、その品種。
もともとアジサイは日本が原産ですが、長い間目立たない存在だったようです。
これが西洋に渡って人気に火が付き、多くの品種が作り出され、逆輸入されるようになったのですが、その数は2,000種とも3,000種とも言われています。

そして、漢字の表記も多彩なのです。
万葉集の時代は「味狭藍」「安治佐為」、平安の世では「安治左井」「安豆佐為」と記されていますが、もともとは青い花が集まって咲く様を「集真藍」(アズサアイ)と表したのが語源と考えられています。
もっともポピュラーな「紫陽花」は、平安時代中期の歌人が、中国の詩に登場する「紫陽花」という花を、アジサイと勘違いしたのが始まりだとか。
漢字から想像するイメージとピッタリで、間違えるのも仕方ないと思えますね。

みなとアクルスでは、みどりの大広場やアクルスロード北側の緑地、邦和スポーツランドの中庭で、色とりどりのアジサイを見ることができます。
通りがかった際には、ぜひ探してみてください。