「地域防災に資する災害に強いまちづくり」を目指して、みなとアクルスまちづくり推進協議会は毎年「防災訓練」を行い、まちとしての災害対応力を高めることに取り組んでいます。
今年11月14日に行った訓練では、エリア内の事業者と一緒に、災害対策本部の設置や各事業者間の情報伝達訓練、まちの安全点検を行いました。
特に情報伝達訓練においては、まちの事業者間での情報伝達や情報共有の方法を、無線・専用回線・電子メール・ファックスといった複数の通信手段を用いて、有事の際に円滑に対応するための流れや課題を確認しました。
また、有事の際にエリアの拠点となる港区役所さまとも連携し、周辺道路・公共交通・避難所の状況等の港区役所さまからの情報を、まち内の施設と共有しました。
訓練開始とともに本部には次々と各施設からの連絡が入り、情報を復唱・報告するスタッフの声が響く室内の緊張感は、まさに本番さながらでした。
みなとアクルスは、災害発生時に各施設が連携して被害の拡大を防ぎ、円滑にお客さま対応や復旧活動に取り組めるよう、毎年さまざまな被害状況を想定した訓練を行うことで、更なる防災対応力の向上を図ってまいります。