「地域防災に資する災害に強いまちづくり」を目指して、みなとアクルスまちづくり推進協議会は毎年「防災訓練」を行い、まちとしての災害対応力を高めることに取り組んでいます。
今年は11月19日に、大規模地震が発生した想定で、地震に伴う津波警報が発報される中での情報伝達や、津波警報解除後の公共施設の巡回点検等の訓練を行いました。
情報伝達訓練には、まち内の各施設に加え、災害時の電力供給の協定を結んでいる港区役所さまにもご参加いただき、無線・専用回線・ファックス・電子メールといった複数の通信手段を活用し、各施設や周辺道路などの被害状況や、避難状況を相互共有しました。
巡回点検の訓練では、現地と災害対策本部の間の指示・報告が無線でスピーディに行われ、現地からの情報を次々と地図に反映し、危険個所の見える化を行いました。
今回の訓練は、昨年度の振り返りを踏まえた役割分担や仕組みを取り入れており、より円滑に初動対応を実施することができたと感じられる内容でした。
災害発生時に各施設が連携して被害の拡大を防ぎ、円滑にお客さま対応や復旧活動に取り組めるよう、毎年さまざまな被害状況を想定した訓練を行うことで、更なる防災対応力の向上を図ってまいります。