みなとアクルスは、「地域防災に資する災害に強いまちづくり」をテーマに、今年も積極的にさまざまな取り組みを進めています。
2月12日(水)には「普通救命講習」が開催され、まち内の施設やテナントで働く方々が多数参加し、貴重な学びの時間を共有しました。
この講習では、名古屋市応急手当研修センターから2名の講師をお招きし、『救命の連鎖※』を途切れさせることなく迅速につなげることの重要性について理解を深めました。その後、心肺蘇生法やAEDの使い方を実際に体験しながら学ぶ実技演習が行われ、参加者は、胸骨圧迫や人工呼吸を通じて、現場で必要な知識と技術を身につけていきました。さらに、気道異物除去や止血法など、応急手当の幅広いスキルも習得し、非常に充実した内容となりました。
参加者たちは、実践さながらの緊張感を持ち、大きな声を出して周囲の助けを求めたり、119番通報やAEDを持ってくるよう指示を出すなど、汗をかきつつ真剣に取り組む姿が印象的でした。わからないことがあれば積極的に質問し、講習の雰囲気は非常に活気に満ちていました。約3時間にわたった講習の最後には、参加者一人ひとりに修了証が手渡され、達成感と共に新たな知識を得た喜びが感じられました。
みなとアクルスは、地域のみなさまが安心して暮らせる環境を整えるため、今後もさまざまな取り組みを通じて災害対応力の向上に努めてまいります。共に手を取り、いざというときに頼り合える、安全なまちづくりを進めていきましょう!
※救命の連鎖とは、生命の危機に陥った傷病者を救命し、社会復帰させるために必要となる一連の行いで、「心停止の予防」「早い通報」「早い応急手当」「早い救命措置」の4つの輪のことです。