みなとアクルスは、様々な活動を通じて、SDGs(※1)の17のゴールのうち、10のゴールの達成に貢献しようと取り組んでいます。
今回は、目標4「質の高い教育をみんなに」の達成に向けた取り組みについてご紹介します。
この目標4は、「だれもが公平に、質の高い教育を受けられるように、また一生に渡って学習できる機会を広める」ことが目的です。
世界には、幼児教育を受けられない幼児が1億7,500万人、小学校に通えていない子どもが5,900万人、中学校に通えていない子どもが6,200万人いると言われます。
教育を受けられない理由には、戦争・紛争、差別、教育者不足の他、学ぶ場がないことも挙げられます。また、日本では、家庭の経済的な事情によって、教育の機会の平等が損なわれたり、不登校傾向にある生徒が増加していると言われています。
みなとアクルスでは、地域社会の中で、学ぶ機会をふやしていきたいと考え、様々な取組みを行っています。
<みなとアクルスの取り組み>
みなとアクルスのスポーツゾーンでは、様々なスポーツ・カルチャースクールがあります。邦和スポーツランドをはじめ、邦和みなとゴルフ、邦和みなとインドアテニスの各種施設では、乳幼児から小中学生、高校生以上の大人向けまで幅広い層に、スイミング・スケート・ゴルフ・テニス・バスケットボール・フットサル・ダンス・格闘技などの各種スポーツ関連教室や、学習や趣味を深める文化教室などを開催しています。その他にも、体育館・武道場・スタジオの貸し出しを行っていますし、スイミング、スケート、ゴルフの各施設はいつでも気軽に利用できます。
ららぽーとでは、様々なイベントを通して、幅広い年代の方々へ教育の場を提供しています。名古屋市港図書館協力のもと小学生以下の子どもを対象にした「わくわく☆おはなし会」では、読み聞かせ、わらべ歌や手遊びを通して、本に親しむきっかけ作りをしています。また、港区西部いきいき支援センターによる出張講座も開催しており、地域にお住まいの高齢者の方が元気に過ごすことができるよう、簡単な体操や講座を実施しています。
また、エネルギーセンターの1階にあるまちの歴史や魅力を紹介するAQNAVI(※2)は、だれでも気軽にみることができます。さらに、みなとアクルスが進めています環境に配慮したまちづくりを、多くの人に知ってもらうためにエコツアー(※2)を開催しています。ツアーではまちの各施設に送っているエネルギーの機械やビオトープを実際に見て学ぶことができます。
そして、第Ⅱ期開発ではキッザニアをはじめとした教育関連施設を誘致する計画です。
みなとアクルスでは身近に学習できる機会をこれからも提供していきます。ぜひお越しいただき、体験してみてください。
【※1「SDGs」とは】
貧困や学習、エネルギーなど様々な分野で起きている問題に取り組むことで、地球上の「誰一人取り残さない」持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標です。
目標は17のゴール・169のターゲットから構成され、2030年の達成に向けて全世界が取り組んでいます。
※2 新型コロナウイルスの影響で現在はAQNAVIへの入場およびエコツアーを中止しています。