数字に隠されたまちのエピソードを紹介するシリーズ第14弾「数字で知ろう、みなとアクルス」今回の数字は、みなとアクルスのウィルゾーンにある「みなとアクルスエコ・ステーション」にまつわる『3』です。
日頃、自動車を運転されるみなさんにとって、「ガソリンスタンド」は馴染みのある施設であると思いますが、みなとアクルスの「エコ・ステーション」では、ガソリン以外の水素や天然ガス、LPガスの3つの燃料を自動車に供給することができる施設です。これらの燃料を同時に供給することが可能な施設としては、この「みなとアクルスエコ・ステーション」が日本で初めてとなります。
水素や天然ガス、LPガスを燃料として駆動する自動車は、一般的なガソリン車と比較してCO2の排出量が少なく、地球温暖化の解決に資すると言われています。中でも、水素を燃料とする燃料電池自動車は、走行中にCO2を全く排出しないことから、特に環境負荷が低いと言われ、注目されています。一方で、水素を供給するステーションはまだまだ少なく、燃料電池モビリティの拡大とともに、インフラ整備の普及が課題の一つとなっています。みなとアクルスでは、環境に配慮し先進的なまちづくりを進める中、「エコ」な自動車の普及にも努めていきたいと考えています。
みなとアクルスは名古屋市と東邦ガス、三井不動産レジデンシャルの共同事業として、脱炭素先行地域に選定されています。今年の4月には、名古屋市・名古屋大学・東邦ガスが脱炭素社会の実現や地域課題の解決に向けた協定を締結しました。みなとアクルスでは今後、電気・都市ガスに加え、水素もエネルギーの一つとして活用していく予定です。
今後も、みなとアクルスでの新たな取り組みに、ご期待ください。