みなとアクルスは、災害に強いまちづくりをまちの取り組みの 1 つに掲げています。
まち内の各施設は耐震設計・液状化対策・津波浸水対策を行い、災害時にも非常用のエネルギー供給を継続する計画です。
まち内には、津波避難ビルも 2 ヵ所設けており、地域の方々の受け入れも行います。
また、定期的な防災訓練に加え、イベントを開催し、防災意識の向上に取り組んでいます。
東日本大震災の発生日に近い 3 月 9 日(土)には、まちの防災イベント「作ってみよう!マイキャンドル~防災について学ぼう 2024~」を、津波避難ビルであるエネルギーセンターで実施しました。(主催:みなとアクルスまちづくり推進協議会、協力:名古屋市港防災センター)
当日は、近隣にお住まいの方を中心に 60 名の方々が参加しました。
イベントでは、グラスの中にカラフルな砂やガラス細工など好きなものを入れ、災害時にも役立つオリジナルキャンドルを制作しました。
その後、地震や津波、火事などの災害時の注意点について学べる、防災クイズに挑戦しました。
また、津波については、素早く、かつ自分たちで考えて避難する事が命を守るために必要だということを、実話を元にしたアニメーションで学びました。
その他、名古屋市港区の津波ハザードマップの確認や、津波避難ビルに指定されている会場建物の屋上の見学を通じて、津波が来た時にどうしたらいいのかについて考えました。
会場には、ららぽーと名古屋みなとアクルスに出店するロフトさま・無印良品さまのご協力で、いざという時に役立つ防災用品セットや、豊富なバリエーションでローリングストックにも最適な缶詰など、様々なグッズや商品を展示していただきました。
参加した方々からは、「キャンドルづくりが楽しかった」「楽しく防災について学べて良かった」などのお声をいただきました。
元日に能登半島地震が発生し、防災についての関心が高まっています。
東海地方では近い将来、南海トラフ地震が発生すると言われており、いざという時に備えて、防災の意識を持ち続けることは大切ですね。
今後もみなとアクルスは、地域の防災力向上に貢献する取り組みや、にぎわいや交流を生み出すイベントを実施して参ります。