ささしまライブから金城ふ頭まで水上バスで観光できるクルーズ名古屋では、みなとアクルスも乗船場の一つとなっており、このコーナーでもたびたび紹介しています。
みなとアクルスの乗船場は、水面に浮かぶ「浮桟橋」となっているのをご存じですか? この橋を管理している東邦不動産は、安全にご利用いただくため、定期的に施設の点検を行っています。
今回は、昨年10月に実施した潜水夫による水中からの点検の様子をお伝えします。
点検の日は、朝9時から作業が開始されました。
朝から冷たい雨が降るあいにくの天気でしたが、ふたりの作業員はてきぱきと準備を進めます。
潜水する作業員は装備を付けると水に入り、浮桟橋の水中部分を点検・撮影します。
一通りの点検が終わると、水中の壁面に付着した貝殻の除去を行います。
もうひとりの作業員は水中の作業員を見守りながら、手すりや躯体といった水上の構造物に異常がないか、一か所一か所を丁寧に確認します。
フロートのつなぎ目にあたる部分は床板を取り外して、躯体部分の接合に異常がないかも点検します。
雨の中、お昼の休憩をはさんで作業は続けられ、午後3時頃に完了しました。
浮桟橋に大きな問題はありませんでしたが、この日除去された貝殻は、大きなビニル袋2つ分にもなりました。
まちの中では運河沿いの景色に溶け込んでいる「浮桟橋」ですが、こんな地道な作業によって維持されています。
みなとアクルスにお越しの際は、そんなことを少し思い出していただけると、うれしく思います。
クルーズ名古屋では、水上ならではの風景など、非日常的な体験が楽しめます。
ぜひ、みなとアクルスにも寄港する水上バスにご乗船ください。
詳細は、名古屋市及びクルーズ名古屋公式ホームページをご確認ください。