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まちの紹介

コムラサキの実がきれいです

みなとアクルスは、多種多様な花や樹木が楽しめる自然豊かなまちです。
今回は、みなとアクルスの秋を彩る、コムラサキについてご紹介します。

港北運河沿いの「キャナルウォーク」へ続く歩行者用通路に植えられたコムラサキの実が、段々と色づいてきました。
コムラサキは、日本各地の林などに生息する自生種「ムラサキシキブ(紫式部)」の園芸品種で、別名「コシキブ(小式部)」ともいいます。上品な実の紫色から「源氏物語」の作者にちなんで付けられた、とても雅な名前です。

紫色の果実はめずらしいうえ、小さく艶やかな粒がたわわに実り枝を垂らす姿がとても美しいため、コムラサキは盆栽や生け花に好んで使われ、庭木としても非常に人気があります。
その果実の美しさからか、コムラサキには「気品」「知性」「聡明」という花言葉が添えられています。
また、英名は” Purple Beautyberry”、学名は“Callicarpa dichotoma(ギリシャ語で「美しい果実」)”と名付けられており、その美しさは、まさに世界レベルといって良いでしょう。

しかし、その実の味は・・・ 残念ながら、あまりお勧めできません。
(鳥たちは好んで食べています!)

春には様々な花がまちを彩りましたが、秋のみなとアクルスも、豊かな自然が皆さんを待っています。
ぜひ遊びに来てください!